不動産は「1に立地、2に立地、3・4が無くて、5に立地」
これは、不動産の値打ちは立地が最重要だと言う先人の言い伝えです。
今回はこの言葉について考察したいと思います。
こんにちは😃
(株)カプリース代表の大谷です。
確かにこの言葉は一理あります。
場所が良ければ住みやすい、賃貸でも貸しやすい、売却するにも売りやすい。
この言葉は住居には当てはまりますが、はたして店舗の場合はどうでしょうか?
店舗の場合、場所が良ければ必ず繁盛するとは限りません。
確かに住居の場合でも、場所が良ければ家賃も高くなりますが、入居者は住むだけで、そこで利益を上げる必要はありません。
でも店舗の場合には、そこで利益を上げないと食べていけません。
いくら良い場所であっても、採算が取れないような高額家賃では直ぐに経営が行き詰まってしまいます。
駅前の好立地で高額の家賃を払ってやっていけるのは、大手のチェーン店か高級商品を扱うお店だけです。
僕がコンサルする喫茶店やカフェは、客単価が低い業種です。
そのような業種がいくら場所が良いと言っても、家賃に何十万もかけれません。
店舗の場合、立地だけが全てではない
大阪の中崎町界隈は、今若い人がこぞって飲食店や雑貨屋をオープンしてます。
軒並みお洒落なお店や珍しいお店が並んでいます。
土日などはマップを片手に大勢の人が行き来して、活気が溢れています。
ただ、その辺りのお店が全て流行っているかと言うと、実はそうでもないんです。
観光地のようにお店の前をたくさんの人が往来しますが、素通りする人も結構います。
店の入れ替わりも激しいです。
今流行りの古民家を利用して素敵な街にはなってますが、建物に興味があってカメラを片手に撮影して回ってる若い子も良く見かけます。
中崎町は大阪の中心地の梅田から一駅ですし、そう言うお店がある場所も駅から直ぐのエリアです。
でも実際は苦戦してる店が多いですね。
古民家ですから何十万とは言いませんが、人気と共に家賃相場も上がってきてます。
空き情報が出て内覧申し込みをすると、すでに申し込みが4〜5件入ってる状態です。それほど人気の地域です。
でも僕の考えは・・
2等立地で良いんです!
コンセプトを確立して差別化し、なるべく経費を抑えて小さく儲ける・・
これで良いんじゃないでしょうか?
今回はこの辺で・・ではまた!
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